【新唐人2015年1月22日】1月20日、中国のミニブログ(微博)上にアップロードされた写真がネット上で話題になっている。信号無視をした男が警察の聴取を受けた際、偽の免許書を提示しただけではなく、なんと「飲酒運転許可証」なるものを提示したという。
報道によると、男には信号無視の前科があり、免許証はすでに失効していた。男は行政勾留処分と高額な罰金が科せられると見られる。
20日、交通警察官のミニブログがネットユーザーの間で話題になった。
ミニブログによると、自身が道路で取り締まりを行っている際、信号無視容疑で聴取を行った男の免許証が偽物で、過去にはナンバープレートを隠すなど違反暦が多数あった。更に男は飲酒運転許可証なるものを提示し、警察官をあ然とさせた。
中国のメディアによると、1月19日午後2時28分、違法改造されたトラクターが浙江省金義市の交差点で信号無視をしたため、交通警察に止められた。免許証の提示を求めたが「持っていない」と言われ、免許証の番号を聞くと、その番号もでたらめであったという。ナンバープレートを調べると、それすら偽物だった。
その後、取り調べを求められると男はトラクターの鍵をロックし、逃走を図ったがすぐ捕まり、再度調査を受けることになった。
報道によると、男は「飲酒運転許可証」なるものを携帯していた。開くと本人の顔写真とともに、氏名と年齢、登録番号までが記されていた。さらに許可証の発行機関として「中国飲酒運転悲惨委員会」と記されていた。
取り調べの結果、この男は安徽省出身で、違法改造したトラクターと使って金華市でセメント運送業に従事していた。警察に提示した飲酒運転許可証は露店で2元で買ったもので、冗談のつもりで、飲酒運転はしていなかったという。
http://www.ntdtv.com/xtr/b5/2015/01/21/a1170873.html (中国語)
(翻訳/佐久間)